こんにちは今回は
駐車場経営の失敗談です。
亡くなった祖父が残してくれた駐車場を継いで2年目、駐車場は常に満車でした!!
祖父の言っていた…。
という言葉が頭のなかで繰り返されました。
この時私は
駐車場経営は楽勝だ↑↑
このまま駐車場を増やしていこう!!
と思っていました。
しかし私が駐車場を引き継いで3年目に、大きな痛手をおってしまいました。
駐車場経営に失敗した日
結果から言うと大型のライバル駐車場が周辺駐車場にできた事で大きな痛手を負ってしまいました。
駐車場の運営を引き継いで3年目、祖父の残した駐車場の周りにライバル駐車場が出来てしまいました。
はじめはライバルといっても気にも留めていませんでした。
ライバル駐車場の情報
- ライバル駐車場は私が経営している駐車場の3倍以上の大きさの駐車場。
- 料金は私が運営する駐車場よりも月間4000円ほど安い。(月額:約16000円)
- 照明や防犯カメラが管理されている。
で私の駐車場はと言うと…。
祖父から受け継ぎ私(猫)が経営する駐車場の情報
- 料金は月額20000円。
- 約10台ほど駐車可能な月極駐車場。
- 駐車場はナンバリングだけのシンプルなもの。
- 照明や看板ない。
- 駐車場の空きが出たときだけ手作りの看板をたてる。
ライバルがいても、いままでの収益とさほど変わらないだろうと予想していました。
ライバルの駐車場ができても売り上げは下がらないだろう!!
ライバルの駐車場はまだまだ空きがあるじゃないか!!
楽勝楽勝♪♪
しかしライバルの駐車場が出来て約3ヶ月後にだんだんと祖父から受け継いだ駐車場に空きが目立つようになりました。
この時、わたしはまだまだ大丈夫だという根拠のない自信で一杯でした。
あれー!?空きが出てきた…。
でも一時的なものだから大丈夫さ!!
そしてこの空きが出てきたタイミングで、祖父から受け継いだ家を解体し駐車場をいままでの2倍に増やしてしまいました。
事業拡大!
駐車場を10台→20台に増やそう。
駐車場を大きくして前年比の2倍の売り上げを目指すぞ!!
ですがライバルの駐車場ができて6ヶ月、駐車場を2倍に拡大して3ヶ月のタイミングで私が経営している駐車場はガラガラになってしまいました。
これまでいた固定客のお客さんはほとんどライバルが運営する月極駐車場に移ってしまい駐車場の収入は、ほぼ0(ゼロ)になってしまいました。
駐車場を拡大したタイミングでこれはキツイ…。
将来の見通しがたたなくなった…。
この駐車場経営での失敗は痛い思い出です。
この時わたし(猫)は、本職のプログラマーとしての仕事に1日中、追われていて精神的にも肉体的にも駐車場の運営を回復させるほどの余裕はありませんでした。
みるみる減っていく月極駐車場の売り上げに焦り夜も眠れませんでしたが、対処方法を勉強するノウハウなどもなく傍観していました。
ただ運がいい事に駐車場経営はマンション経営や不動産投資のような運用コスト(ランニングコスト)がかからないため失敗してもダメージがそれほどありませんでした。
また駐車場という事で、不動産のように解体費用がかからず売却しようと思えばいつでも売却可能という強みもあります。
これが普通の不動産経営だと考えるとゾッとします。
結局、祖父から受け継いだこの土地は、売りに出してしまいました。
先祖代々の土地を手放すのは心苦しかったのですが、このタイミングで背に腹を変えられませんでした。
またできるだけ早く売却して損切りし次の駐車場運営や事業に投資する投資金を確保することを優先しました。
駐車場経営の失敗でわかったメリット&デメリット
経営が低迷した時にわかった駐車場経営のメリット
- ランニングコストがほぼかからないので低迷時にもリスクがほとんどない。
- 土地を売却しやすい。
- メンテナンスは基本的に必要ないのでとりあえず所有しておいてもいい。
- ライバルの駐車場が大規模でない場合はあまり影響を受けない。
駐車経営で知ったデメリットは、ランニングコストの低さ。ダメになった場合の土地売買のしやすさ、メンテナンス費用や手間がかからない精神的な気楽さでした。
経営が低迷した時にわかった駐車場運営のデメリット
- 駐車場の収益はライバルによって大きく左右される。
- 周辺の駐車場調査が必要。
- ユーザーの事を考え照明や防犯カメラの設備を検討する必要が有る。
この失敗から駐車場運営を見直して儲かる駐車場運営を目指す事ができました。
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次回の記事では、駐車場経営に必要な駐車場の広さについて情報をシェアしたいと思います。